秋冬インターンと学園祭、冬インターンと期末試験。就活と大学行事がぶつかる週をチェックしておこう

就活ノウハウ
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就活サイトを開くと、年間の予定表が出てきます。9月に秋冬インターンの募集、10月から早期選考、1月に冬インターン、3月1日に広報解禁。矢印が横に伸びていて、いま自分がどこにいるかが一目で分かる。この表に合わせて、多くの人が手帳に予定を書き込んでいるはずです。

就活の予定表は、どのサイトも出しています。学園祭と、期末試験と、帰省を重ねた表は、どこにもありません。

就活サイトの予定表には、あなたの生活が載っていません。学園祭も、試験も、帰省も、載っていない。動けない週は、就活の予定を立てる前から決まっています。

就活の予定表は企業の側の暦

内閣官房の連絡会議が、就職・採用活動の日程を毎年示しています。2028年3月に卒業する学生に適用される日程は、広報活動の開始が卒業年度に入る直前の3月1日以降、採用選考活動の開始が6月1日以降、正式な内定日が10月1日以降です*1。

就活サイトの予定表は、この日程と、企業がインターンや早期選考を出す時期を横に並べたものです。並んでいるのは、企業がいつ動くかの予定で、学生がいつ動けるかの予定ではありません。

同じ文書には、大学側の代表者が「採用選考活動は学期期間中には行わず、長期休業期間に行われるものとすべき」という考えを示した、と書かれています*1。学期の暦と就活の暦がぶつかっていることは、日程を決める側も知っています。それでも予定表には、学期の側の事情は載りません。

学校の暦は大学ごとに決まっている

大学の学年暦は、公開されています。2026年度の秋学期を三つの大学で見ると、学園祭にともなう休講は、慶應義塾大学が11月18日午後から24日まで、東京大学の教養学部(前期課程)が11月20日と24日、京都大学が11月20日から24日までです*2*3*4。

11月の第3週から第4週にかけて、確認した三校すべてに学園祭の休講日が入っています。学園祭の準備と片づけが、その前後に入ります。

秋学期の定期試験は、慶應義塾大学の三田キャンパスが2027年1月26日から2月2日まで、東京大学の教養学部(前期課程)が1月25日から2月4日まで、京都大学の全学共通科目が1月25日から29日までです*2*3*4。

1月の最終週から2月の初めにかけて、三校とも試験期間に入ります。慶應義塾大学と京都大学の冬季休業は12月末から1月初めまでで、その間は大学の側も止まっています。

大学によって日付は数日ずれますが、学園祭が11月の後半に、試験が1月の終わりに来る形は、確認した範囲では変わりませんでした。自分の大学の学年暦を開いて、日付を確かめてください。

動けない週は先に分かっている

二つの暦を重ねると、秋から冬にかけて、就活に使えない週が浮かびます。11月の後半は学園祭。12月の終わりから1月の初めは、帰省と休業。1月の終わりから2月の初めは、試験。

秋冬インターンの募集や早期選考の案内は、この週にも届きます。冬インターンの選考は、試験期間と重なります。予定表どおりに進めようとして崩れるのは、意志の問題ではありません。重ねていない二つの暦が、同じ週を取り合っています。

我究館の面談では、同じ時期に同じ相談が来ます。文化系のサークルにいる学生は、9月から10月が学園祭の準備で、就活どころではありません。実行委員に入っている学生は、その期間ほとんど動けません。1月は試験と冬インターンの並行で、面談に来ることもできない。

帰省先で家族から「就活、大丈夫なの」と聞かれてつらくなった、という話も、年明けによく出ます。年末年始は企業が動かないので自己分析を進めやすい期間なのに、だらけて終わってしまった、という話と一緒に。

動けない週は、就活が始まる前に学年暦に書いてあります。崩れてから慌てる理由は、予定を立てるときに自分の暦を見なかったことにあります。

予定表に自分の暦を重ねる

1. 二つの暦を一枚にする

就活サイトの予定表を印刷するか、手帳の月間ページを開いて、自分の大学の学年暦から、学園祭の休講、冬季休業、定期試験の期間を書き込みます。帰省の予定も書きます。

いちばん重要なのはこの作業です。ここで書き込んだ週は、就活に使えない週です。使えない週が先に見えれば、残りの週に何を置くかを決められます。書き込む前は、すべての週が使えるように見えています。

2. 締切のあるものを動けない週の前に置く

エントリーシートの提出や、インターンの応募には締切があります。締切が学園祭や試験の週に入っているものは、その前の週に出し終えます。

締切を動かすことはできませんが、自分が出す日は動かせます。学園祭の週に書くつもりだった志望動機は、学園祭の週には書けません。前の週に書いておくと、動けない週に締切が来ても困りません。

3. 企業が止まる期間に自分の側の作業を置く

年末年始は企業が動かず、大学も休業です。選考の連絡も、説明会の案内も来ません。この期間に置けるのは、自分の側の作業だけです。

『絶対内定』のワークシートで、過去を振り返って書く作業は、企業の予定と関係なく進められます。ただし、この期間はだらけやすい。何日の何時にやるかまで手帳に書いておくと、帰省先でも手が動きます。

自分の暦を知っているのは自分だけ

就活の予定表を作るのは、就活サイトと企業です。あなたの学園祭がいつで、試験がいつで、いつ実家に帰るかは、あなたしか知りません。

予定表に自分の暦を重ねる作業は、就活のスケジュール管理であると同時に、自分の一年を自分で見る作業でもあります。企業の暦に合わせて動く前に、自分の暦を書き出すこと。自己分析は、そこからすでに始まっています。


(参考)

*1: 内閣官房 就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議|2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方(令和7年12月26日)
*2: 慶應義塾大学|塾生スケジュール(学事日程)(2026年度)
*3: 東京大学 教養学部前期課程|2026年度 授業等日程(2026年度)
*4: 京都大学 国際高等教育院|2026年度 全学共通科目授業日程(2026年度)

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監修者プロフィール

絶対内定ラボ編集部

『絶対内定』シリーズは、日本で最初の就職・転職活動支援スクールである我究館による発行本です。大学生協18年連続売上第1位の一番売れてる自己分析本で、人気・難関企業への多数の採用実績をもとに、「何をすれば内定するのか」を具体的に提示しています。